筋トレで肩が痛くなった、治し方
筋トレで肩が痛くなった、治し方
筋トレで肩が痛くなると筋肉の損傷と考える方がおられますが、それは間違いです。
筋トレは筋肉の「パンプアップ」を伴います。
筋力トレーニング(筋トレ)などで、筋肉に負荷を与え続けた場合に、筋肉中の血液やリンパ液が増加することによって膨らむ現象を意味する語。一時的な現象であり、放置すれば元に戻るが、パンプアップを起こすことで筋肥大(筋肉が恒常的に太くなること)につながる効果があるともいわれる。
筋トレ後に関節や四肢に痛みが起こるのはパンプアップした筋肉が神経を圧迫することによって生じる「絞扼性神経障害」が原因です。
脊髄から枝分かれした末梢神経が、手足にいたるある部位で絞扼されると、そこから先の神経が障害され、痛み、筋力低下、知覚異常などの末梢神経障害をおこすことがあり、これを絞扼性神経障害といいます。
神経絞扼症候群(しんけいこうやくしょうこうぐん)とは - コトバンク
筋トレを頑張っている方は筋肥大の過程で絞扼性神経障害を経験しており、『またこの痛みか。トレーニングしていれば治るだろう』と考えトレーニングを継続してしまうことで痛みが慢性化してしまいます。
ただ筋トレの結果、痛みが取れなくなる人は一定数おられ、個人差はありますが神経が筋肉を貫くタイプの方です。
動画では後斜角筋を長胸神経が貫いてしまうタイプの方に対するエクササイズをお伝えしています。
これは先天的な特徴ですので、この動画のエクササイズを行うことで痛みが取れる方は首のパンプアップを伴うトレーニングはなるべく避けたほうが良いでしょう。
木もれび鍼灸院 弓削周平
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